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第3回 ビタミンとその他の重要な栄養素

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スポーツ栄養 & サプリメント 第3回 ビタミンとその他の重要な栄養素

人が動くためのエネルギーとして使われる際に、また、身体の構成物質になる際に、それらの変換時にビタミンを絶対的に必要として使う【 ビタミン 】
 5大栄養素のひとつであるビタミン。必須です。人はこのビタミンを確実に常に摂取し続けなくてはなりません。よく名を聞くビタミンですが、いったいどのような役目をしているでしょうか。
  それは、糖質(炭水化物)、脂質、タンパク質(アミノ酸)が、人が動くためのエネルギーとして使われる際に、また、身体の構成物質になる際に、それらの変換時にビタミンを絶対的に必要として使い、それらを作り出すのです。ビタミンが体内に無いと、どんなに糖質やアミノ酸などを摂取しても、身体が全く動きません。また、どんなにトレーニングをしてもタンパク質を摂取しても筋肉などの身体にはなりません。少ない量で十分なのですが必須の栄養素で、とても大切な栄養素です。また、ビタミンはカロリーが無い栄養素です。カロリーはエネルギーです。どんなにビタミンを食べても、身体はピクリとも動きませんし、絶対に太りもしません。

人間に必須のビタミン13種類 人間に必須のビタミンは、13種類あります。A、B1、B2・・E、K、など等です。これは2グループに分けられ、脂溶性と水溶性とのものがあります。
  もちろん脂溶性も必須の栄養素なのですが、脂溶性ビタミンは水に溶けないので、汗や尿で体外に排出されることはなく、体内にある程度の時間は溜めて置くことが出来るため、体内に欠乏してしまう確率は水溶性ビタミンよりも少ないのです。
  それに対して水溶性のビタミンは、汗や尿などでどんどん体外に出ていってしまうので、必要とするときにでも体内に無い、ということが多々起きてしまいます。通常、摂取後の2〜5時間で体内から無くなってしまっています。特にスポーツをおこなうなどで汗を多くかくと、すぐこの水溶性ビタミンは体内から無くなってしまうのです。よってこの水溶性ビタミンは常に摂取をすることに意識を持つことが大切となります。
  水溶性ビタミンとは、B群(B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、ビオチン、葉酸、B12)と、C、です。もちろん全てが重要なのですが、スポーツをする方に特に重要というと、B1、パントテン酸、B6、C、となるでしょう。
  人は糖質を主のエネルギーとして動くのですが、その際に特に必要なビタミンがB1です。疲労回復にニンニク注射、ときいたことがあるかと思いますが、この注射の成分はビタミンB1です(ちなみにニンニク注射にはニンニクの成分は入っていません。匂いがニンニクっぽいからこの名称です)。
  体脂肪をエネルギーにして使って減らしたい場合に特に必要なものはパントテン酸です。どんなに色々と頑張ってもパントテン酸が体内無いと体脂肪は使われませんので体脂肪は減りません。 タンパク質が筋肉になる際に特に必要なのがB6です。タンパク質をどんなに食べてもB6がないと筋肉にはなりません。 関節に存在する、軟骨、靭帯、腱の主構成物質であるコラーゲンを作るにはCが必須です。関節の調子が悪い、強化したい方にはCは特に必須な栄養素です。
  など等と挙げればきりがないのですが、このビタミン達はどれもがとても重要な栄養素として身体に作用するものなのです。

ミネラル 身体に様々な作用をする身体の構成要素【 ミネラル 】
 これも5大栄養素のひとつです。ミネラルは体内であらゆる機能に必要でありかつ、身体の約5%の構成物質でもあります。
  例えば、身体を動かすために骨を動かすのに筋肉が縮まりますが、その際にカルシウムが必須です。筋肉がゆるむにはマグネシウムが必要です。ナトリウムは血液やリンパ液の主要成分です。カリウムは血圧を下げる作用があり、亜鉛はホルモンの働きに必要となるものです。身体の構成物質としての最も有名なところでは、骨の主成分であるカルシウムでしょう。
  など等と、このミネラル達もそれぞれの摂取量としては少なくてよいのですが、身体に様々な作用をする、常に摂取をし続けなくてはならない必須の栄養素です。

【 その他の栄養素 】
 今まで説明した5大栄養素は、絶対に必要な栄養素ということです。しかし、栄養素、とはその他にも多くの種類があります。それらは、必須ではないので必ずしも摂取しなくてもよいというものなのですが、積極的に摂取した方がしないよりは身体により良い影響を与える、といった栄養素が多々あります。

免疫力の80%は腸内環境によって影響される まず最初にお伝えしたいものに、小腸や大腸内の環境についてです。前述しましたように、身体の構成物質、身体が動くエネルギー源、などは全て口から摂取した栄養素によるものです。口から摂取しなければそれらはありえません。栄養素は口に入れたらそれがそのまますぐ吸収され栄養となって身体に作用するかといえばそうではありません。口から摂取後、胃や小腸で分解・消化、そして小腸・大腸で吸収され、正確にはそこで初めて体内に入るのです。
  食品内容や身体状況にもよりますが、口に入れてから約20分〜4時間で体内(の血液)に栄養素として入ります。その体内に入り込む場所は小腸や大腸の壁から。そこが正確には体外と体内の交通する場所です。身体に良いものも悪いものも区別なくこの小腸・大腸から様々な栄養素や菌を吸収します。
  ここがポイントです。この腸内の環境が悪い状態であると、摂取した栄養素が悪い状態に影響され悪いものとなってそれを身体が吸収してしまいます。この腸内環境を良い状態であると、食べたものがより良い状態で吸収されることになるのです。よく言われる言葉に、免疫力の80%は腸内環境によって影響される、とあります。
  どんなに口からより良い栄養素を摂取しても、腸内環境が悪いと身体はよい状態になりません。よって、常に腸内環境を良い状態にしておくことが本当は最も重要でかつ最も本質的なことなのです。そのために必要なことは腸内環境を良くすべく有益な栄養素を常に摂取することなのです。
  それは、ビフィズス菌、乳酸菌、オリゴ糖、食物繊維、グルタミンなどの栄養素です。ビフィズス菌や乳酸菌は腸内に存在する菌で、代表的な有益菌栄養素です。オリゴ糖はビフィズス菌を増やす栄養素。食物繊維は不要な栄養素のカスを体外に排出してくれるもの。グルタミンは腸の主構成物質、などです。これらを日々摂取して、まずは常に腸内環境を良い状態に保ち、そしてより良い栄養素を口から摂取する。これが口から摂取する栄養素の基礎となるのです。
  ちなみに、自分の今の腸内環境がどのような状態かを知る方法をお教えします。それは便を見ることです。便が黒色ならば悪い状態、黄色に近いほど良い状態です。水に沈んでいれば食物繊維が足りない状態です。オナラでもわかります。臭いようであれば腸内環境が悪い状態ということです。

それらの構成物質を口から摂取することがよりその部位の物質を強靭になることに繋がる ほか、摂取したほうが良い栄養素といえば、関節に関する栄養物質でしょう。関節部位には、軟骨・靭帯・腱などが存在します。軟骨の構成物質はグルコサミンやコンドロイチンなど。靭帯や腱はコラーゲンが主構成物質です。
  関節を痛めていたり、強化や予防のためには、それらの構成物質を口から摂取することがよりその部位の物質を強靭になることに繋がります。
  関節に不安がある場合はしばらく続けて摂取することが関節部位の強化に役立ちことになります。

主食(ごはん等)、主菜(肉等のおかず)、副菜(野菜等) まだ様々多くの栄養素が人間には必要です。しかし多すぎて残念ながらその全てをここでは述べきることはできません・・。とにかくまずは、朝昼夕の3食をしっかりと食べるがベースです。それが欠けていてはその時点で既に正しい栄養が身体に入っていないことになります。
  主食(ごはん等)、主菜(肉等のおかず)、副菜(野菜等)を毎回食べ、栄養素の基礎をしっかりと身体に入れてください。しかしそれだけでは、スポーツをしている、より健康的な身体になる、うえでは、それに必要とされる全ての栄養素を的確に適量摂取することは不可能です。
  それは、栄養学食事学に関して素人である私達は、毎回摂る食事が完璧に自分の必要な栄養素全てを摂取しているかどうかは全く分かりませんし、通常は栄養学的にみれば足りていない場合のほうが多いのです。よってそこで、補う、という概念が必要となるのです。
  サプリメントは、イイとこ取りの(栄養補助)食品です。サプリメントを適時的確に適量摂取することは、自分の身体をより快活に活発に動かしてくれ動かし続けてくれる最良な栄養素なのです。

イイとこ取りの(栄養補助)食品サプリメント スポーツやトレーニングを一生懸命おこなっているだけでも身体は変化していきます。が、そこに正しい栄養素の摂取がプラスされれば、さらにより良く身体は変化します。スポーツ・トレーニングにプラスして必要な栄養素の摂取、イイとこ取りの栄養補助食品サプリメントの摂取を心がけてみましょう。



アドバイザー 原田一志 この件に関して質問する

・スポーツ医科学研究法人 <フィジカルコンディション> CEOヘッドトレーナー
・フィジカルコンディショントレーナー&スポーツ医科学者
大学時代より各種スポーツを本格的に取り組み、平行して、スポーツ科学、スポーツ医学の研究・臨床・教育をおこない現在に至る。フィジカルコンディショニングトレーナー&スポーツ医科学者として、数々のチームや選手のトレーナー、スポーツ系企業のアドバイザーとして活動する。ほかに、教員、講演、執筆、サプリメント開発などもおこなっている。
現 職
・スポーツ医科学研究法人<フィジカルコンディション>・CEOヘッドトレーナー
・専修大学 体育会アメリカンフットボール部・ヘッドトレーナー
・法政大学第二高等学校 スキー競技部・チームトレーナー
・各種スポーツ選手・パーソナルトレーナー
・富士アスレティックビジネス専門学校 トレーナー学科・学科長
・株)ヴィクトリア・コンディショニングアドバイザー
・株)ゼノア・PCCSアドバイザー ほか
所属学会
・日本加圧トレーニング学会
・日本体力医学会
・日本臨床スポーツ医学会
・日本教育心理学会
・日本スポーツ方法学会
・ACSM(米国・アメリカスポーツ医学会)

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