目的別トレーニング方法(ゴルフ)
どんな特徴があるの?
<カーツ>でゴルフに役立つ加圧トレーニング。
スイングするだけで、筋力強化を行えます。
ゴルフは、ときには500ヤード以上遠く離れたカップの中に、ボールを少ない打数で入れる競技。ボールを遠くに飛ばすパワーと狙い通りにコントロールする技術が要求されます。そのため、ゴルフでは、筋力だけでなくバランスがとても重要になります。トーナメントプロの多くは、コンディショニングトレーナーやスイングトレーナーなど、それぞれの専門分野のプロフェッショナルがついており、それによりパワーとバランスを強化しています。しかし、アマチュアにはそれはとても無理な話。
だからこそ、加圧トレーニングです。加圧トレーニングなら、加圧をしながらスイングをすることで、スイングに必要な筋肉をバランスよく強化でき、従来のトレーニングよりも筋肉痛は少なくて済みます。素振りによる加圧トレーニングを用いれば、スイングバランスを崩すことなくパワーアップが図れ、スイングが変化してスコアを崩すおそれも少ないのです。実際のスイング動作で、パワーアップできる加圧トレーニングは初級者だけでなく、スイングが完成している上級者まで、安心して取り組めるトレーニングなのです。
※ボールを前にすると力んでしまう初級者の方も、素振りなら意外とスムースに振れるもの。加圧をしてのスイング練習はバランスのいいスイングをつくる意味でも、素振りから始めるのがいいでしょう。はじめは適正圧より2~3メモリ緩めに加圧をして、素振りをしてください。だんだん慣れてきたら、徐々に適正圧に戻して、素振りをしてください。加圧をしてのスイング練習は、安全な場所で、くれぐれも、クラブがすっぽ抜けたりして回りに危険や迷惑のかからないように注意してください。
<カーツ>はトレーニングだけでなく、ラウンドする日にも役立ちます。
1.スタート前のウォーミングアップにも有効に使用できる。
朝、練習する時間がなくて、素振りだけでのぞんだスタートホールのティーショット、しっかり肩が回らずに大失敗!というような経験はありませんか。自分では十分にカラダをほぐしたつもりでも、うまくいかないこともあります。その点、加圧ストレッチングなら、ラウンド前のちょっとした時間に、ゴルフ場のロッカールームなどで行え、カラダの可動域を広げます。
2.クールダウンにも有効に使用できて、疲労回復に役立つ。
ラウンドも最後の3ホールぐらいに差し掛かると、脚が動かなくなるもの。ラウンド後の入浴は本当に気持ちのいいものです。その後に脚だけでも、加圧ストレッチングを行って、カラダをほぐし、翌日に疲れが残るのを防ぎましょう。