目的別トレーニング方法(スキー)
スキー上達の近道は、年間を通しての効果的な「体力」強化です!
競技スキーヤーの願いは誰よりも「速く」滑ること。基礎スキーヤー、モーグルスキーヤーの願いは誰よりも「華麗に、躍動的に」滑ること。
すべてのスキーヤーの願いを叶えるために必要なもの、それは「体力」です。
カービングスキーが主流となり、簡単になったスキー操作が実は身体に大きな負担をかけています。ターンのマキシマム時にも、抜重、方向転換をしっかり行うためにも、強靭な筋力が不可欠です。さらに、それをハイスピードの中で行うには筋パワー(筋力×スピード)が必要で、最後まで正確なターンを繰り返すには筋持久力が重要となります。その他にも、敏捷性、バランスをとるための巧緻性など、スキーでは優れた「体力」が要求されます。スキーヤーは、そのような体力をオフシーズンに長い時間をかけて高めています。しかし、今まではシーズンに入ると、場所や時間の問題で効果的なトレーニングが行えなくなるため、せっかく高めた体力を維持するのが困難で、スキーヤーは体力が落ちていく状況の中でスキーテクニックに磨きをかけなければなりませんでした。特別な器具や重いウエイトを使わずに、いつでも効率的に体力を鍛えることができる加圧トレーニングは、オンシーズン・オフシーズンの違いを超えて、スキーヤーの体力・筋力を維持し、技術の向上を後押しする、今までのトレーニングの常識を超える新しいトレーニング方法なのです。
加圧トレーニングって何?
軽い運動で、普通の運動よりも大きな成長ホルモン効果。
世界初のトレーニング法、それが「加圧トレーニング」です。
加圧トレーニングは、本来備わっているカラダのメカニズムを利用して成長ホルモンの分泌を促すトレーニングで、専用ベルトで腕や太腿の付け根を加圧し、血流を適度に制限して行います。通常のトレーニングではウエイトなどで筋肉に高い負荷をかけることで、成長ホルモンを分泌させます。加圧トレーニングではウエイトなどを使う代わりに、血流の制限を行うことで筋肉に高い負荷をかけ、それによって成長ホルモンを大量に分泌させます。加圧トレーニングは通常の高負荷トレーニングと同等の効果を、より短時間、より軽負荷の運動で得ることができるのです。加圧トレーニングは加圧により筋肉に高い負荷をかけますが、重いウエイトなどを使うわけではないので、関節や靭帯への負担が少なく、ムリなくスキーのパフォーマンスをアップしたい方に最適です。
【ポイント】
1.1日10分程度の短時間トレーニングだから、朝でも夜でも好きな時間にできる。
2.軽い負荷でカラダへの負担が少ない。
3.特別な器具がいらないので、自宅で手軽にできる。